CLS認定資格



現在、Child Life Council(CLC)が、チャイルド・ライフ・スペシャリストの認定資格を与えており、日本の国家資格ではありません。CLCのチャイルド・ライフ資格認定委員会(Child Life Certifying Committee:CLCC)が定めた、学問および臨床経験の条件を満たし、チャイルド・ライフ・スペシャリスト認定試験(CLS認定試験)に合格した者のみ、資格者として認定されます。認定を受けると、認定チャイルド・ライフ・スペシャリスト(Certified Child Life Specialist:CCLS)の名称を使用することが許可されます。CCLSの認定期間は5年間です。CCLSとなった者は、その間、資格維持費を納め、5年ごとに資格更新を行う必要があります。
この資格制度は、チャイルド・ライフ・スペシャリストの専門的地位と信用性を向上させるとともに、訓練されていない個人が不適切に子どもや家族と関わる危険性から保護する役割を担っています。

<CLS認定試験の受験資格>


受験資格を得るには、受験申込みまでに、以下の条件を満たしていなければなりません。
1.学士号もしくは修士号取得者、または取得見込み者
2.チャイルド・ライフ関連課程において、定められた10科目以上を納めた者 (10科目のうち、最低1科目は認定チャイルド・ライフ・スぺシャリストによる科目を履修する)
3.指導者条件を満たすCCLSの直接的指導のもとで、480時間以上(2019年より600時間以上)の臨床経験を納めた者

*現在、日本には、チャイルド・ライフ専門課程を有する教育機関がなく、CLS認定試験の受験資格を得るためには、北米の大学・大学院で学ぶ必要があります。
チャイルド・ライフ学科/コースがある大学・大学院の一覧(英語)

<CLS認定試験>

CLS認定試験は、チャイルド・ライフに関連する知識、理解、そして実践的応用能力について、客観的に審査するものです。 試験は、150問の選択肢方式で、時間は4時間です。以下の三領域にわたる内容が出題されます。
1.Assessment:52問(35%)
2.Intervention:53問(35%)
3.Professional Responsibility:45問(30%)

<資格認定の更新>

チャイルド・ライフ・スペシャリストは、その独自の知識や技術を用いて、幅広く複雑な問題に対応しなければなりません。そのため、専門職としての能力を常に維持し向上していく必要があります。また、子どもや家族は、チャイルド・ライフ領域における最新の知識と最善の実践を提供するチャイルド・ライフ・スペシャリストのサービスを受ける権利があります。 そのため、CCLSは、その専門性を継続して維持・向上し、5年毎に認定を更新する必要があります。
5年の認定期間の最終年に、Professional Developmental Units(PDUs)または再試験によって、資格認定が更新されます。