医療を受ける子どもへの上手なかかわり方
医療を受ける子どもへの上手なかかわり方
~チャイルド・ライフ・スペシャリストが伝える子ども・家族中心医療のコツ~
子どもへの対応に苦手意識をもっている医療者、必見です!
近年の急速な医療の専門化・高度化により、従来のように小児科スタッフだけが病気の子どもの対応をするという状況ではなくなってきています。検査・処置・治療時や外来、入院生活の場面などで、泣いたり拒否したり逃げたりする子どもへの対応に苦慮している医療者のために、小児対応の専門職・チャイルド・ライフ・スペシャリストが、子どもへの上手なかかわり方のコツと技を伝授します!
「いのちの時間 -いのちの大切さをわかちあうために」
ブライアン・メロニー 作
ロバート・イングペン 絵
藤井あけみ 訳
新教出版社
子どもが家族や友人、あるいはペットを失ったとき、私たちはどうやってその子が「死」を理解できるように話せるでしょうか。『いのちの時間』は子どもたちにだけではなく、大人たちにも大きな感動を与えてくれる美しい絵本です。生と死が繊細なタッチで描かれた本書は、私たちにいのちの「始まり」と「終わり」、そしてこの二つにはさまれた「生きる時間」の素晴らしさを教えてくれます。
「おかあさん だいじょうぶ?」
乳がんの親とその子どものためのプロジェクト 作
黒井健 絵
小学館
悪いところをなおしてもらいに、病院に行ってくると言ったお母さん。帰ってきたお母さんは、いつもとちょっとちがうみたい。一緒にお風呂に入れないし、なんだか疲れているみたい。どうしたのかな?親子で読む絵本。
「元気になってね フェンディ -子ども病院のチャイルド・ライフ・スペシャリスト」
大塚敦子 著
小学館
フェンディは5歳の女の子。心臓の病気で入院してきました。そこへやってきたのは、人形をだいたおねえさん。さあ、この人はだれでしょう?どんな仕事をする人なのでしょう?アメリカの子ども病院では、チャイルド・ライフ・スペシャリストという医療スタッフが活躍しています。病気の子どもたちの不安をやわらげ、元気になるよう応援するのが仕事です。